ワーカーブログのお引越しについて
有田市社協公式ホームページのリニューアルがほぼ完成しつつあります。
FC2ブログとの併用を行っていますが、ブログカテゴリー『社協ワーカーが見た「人・もの・まち」』(通称ワーカーブログ)については、
新しいホームページからの発信に移行しました。
一部写真がないところもありますが、以前のブログもほぼ移行しております。
今後は、ワーカーブログについてはこちらのページからご覧ください。

Workerブログ
FC2ブログとの併用を行っていますが、ブログカテゴリー『社協ワーカーが見た「人・もの・まち」』(通称ワーカーブログ)については、
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Workerブログ
発達障害に理解ある有田市となって、子どもたちが暮らしていけるようにしたい
先週2月16日に「発達障害×はたらくこと」というタイトルの講演会を開催しました。
これは、ひとりの母親の「自分の子どもが成人しても有田市で暮らしていけるようにしたい」という思いを、社協ワーカーが共有したことから始まりました。和歌山県は大学が少ないので、少し前は、高校を出ていくと地元に戻ってこない県ナンバー1だった記憶があります。でも、今回のお話は、また少し状況が違います。発達障害のあるわが子と有田市でこのまま暮らしていきたいと思うけれど、その特性を理解している方が少ないので、有田市で自分で働いて生きていくことがなかなかできないという現状が親として不安で仕方ないということでした。
もっと具体的にたくさんのお話をお聞きし、確かに発達障害の診断が出ている子どもさん、大人も増えているということは私たちも聞きますが、制度も社会の対応もそれに追いついていないのが現状です。
それならば、知ってもらう機会を一緒につくっていきましょうと話し合って数年、ようやく形にすることができました。
「何を伝えたいのか、わかってもらいたいのか」、声をあげたお母さんも一緒に打ち合わせを進めました。
テーマが「はたらくこと」なので、雇用する立場の方に聞いてもらいたく、今回は有田市同友会の皆さんにご理解を得て、共催で講演会を開催しました。聞いていただいたのは、同友会の会員の皆さんと、行政や教育に関わる方を中心とした一般枠の方々。約40人弱が集まってくれました。

そして、迎えた講演会、お力を貸していただいたのはこのお二人です。
【前編】 ~理論編~
講師 有田市役所福祉相談室
臨床心理士/公認心理師 植田喜樹 氏
【後編】 ~応用理解編~
講師 和歌山市家庭教育支援アドバイザー/大阪府子ども家庭サポーター
社会福祉士/保育士 辻 由起子 氏
お二人の講師先生のおかげでご参加いただいたみなさんの理解が深まりました。
それは、受講者アンケートからも歴然としていました。なんと回答した方の9割以上の方が、講演会により発達障害に関する理解が深まったと答えられました。また、今回のアンケート回答者は、採用決定する立場にある方だけではなかったことを踏まえた上で、発達障害者の雇用について「具体的なサポートについて指示をもらえる人がいれば雇用できる」と回答いただいた方が2割を超えました。このことから、現状では不十分な支援を拡充していく必要性を感じました。
もちろん、一度の講演ですべて理解できるわけではありませんので、こういった機会を今後も継続していこうと考えています。
これは、ひとりの母親の「自分の子どもが成人しても有田市で暮らしていけるようにしたい」という思いを、社協ワーカーが共有したことから始まりました。和歌山県は大学が少ないので、少し前は、高校を出ていくと地元に戻ってこない県ナンバー1だった記憶があります。でも、今回のお話は、また少し状況が違います。発達障害のあるわが子と有田市でこのまま暮らしていきたいと思うけれど、その特性を理解している方が少ないので、有田市で自分で働いて生きていくことがなかなかできないという現状が親として不安で仕方ないということでした。
もっと具体的にたくさんのお話をお聞きし、確かに発達障害の診断が出ている子どもさん、大人も増えているということは私たちも聞きますが、制度も社会の対応もそれに追いついていないのが現状です。
それならば、知ってもらう機会を一緒につくっていきましょうと話し合って数年、ようやく形にすることができました。
「何を伝えたいのか、わかってもらいたいのか」、声をあげたお母さんも一緒に打ち合わせを進めました。
テーマが「はたらくこと」なので、雇用する立場の方に聞いてもらいたく、今回は有田市同友会の皆さんにご理解を得て、共催で講演会を開催しました。聞いていただいたのは、同友会の会員の皆さんと、行政や教育に関わる方を中心とした一般枠の方々。約40人弱が集まってくれました。

そして、迎えた講演会、お力を貸していただいたのはこのお二人です。
【前編】 ~理論編~
講師 有田市役所福祉相談室
臨床心理士/公認心理師 植田喜樹 氏
【後編】 ~応用理解編~
講師 和歌山市家庭教育支援アドバイザー/大阪府子ども家庭サポーター
社会福祉士/保育士 辻 由起子 氏
お二人の講師先生のおかげでご参加いただいたみなさんの理解が深まりました。
それは、受講者アンケートからも歴然としていました。なんと回答した方の9割以上の方が、講演会により発達障害に関する理解が深まったと答えられました。また、今回のアンケート回答者は、採用決定する立場にある方だけではなかったことを踏まえた上で、発達障害者の雇用について「具体的なサポートについて指示をもらえる人がいれば雇用できる」と回答いただいた方が2割を超えました。このことから、現状では不十分な支援を拡充していく必要性を感じました。
もちろん、一度の講演ですべて理解できるわけではありませんので、こういった機会を今後も継続していこうと考えています。
災害時BCP
昨夜は、月に一度の福祉事業所等の会でした。
管内の感染状況から、会場参加組と自宅や施設からのオンライン参加組のハイブリッド型で開催しました。
母体となる「地域福祉ネットワーク会議」は今回で51回目となり、いつもながら和気あいあいとした雰囲気でした。
この2年、災害について検討を重ねています。
検討すればするほど、自分たちが従事している仕事は命をお預かりしているのだと感じます。
その業務の重大さを認識すれば「事業継続計画 BCP」にたどり着くのです。
ということで、今年度防災アドバイザーをうけていただいているADI災害研究所の伊永理事長に大阪からZOOMで講義をしていただきました。

BCPの基本として、どのぐらいの期間で業務を再開するかの方針をもっておくこと、非常時優先業務を考える際に、「災害によって発生する新しい業務」「停止可能な通常業務」「停止できない通常業務」をすべての部門の職員で共有する作業が大事だと教えてもらいました。お聞きしていると、この作業を行うことで、通常業務の改善にもつながるだろうと感じました。
他にもやることは盛りだくさんで、正直1時間の講義の感想は「めっちゃ大変な作業量やな~」ですが、さっそく職員間で共有し、研修を兼ねて業務の洗い出しを計画してみようと思います。
施設として、「避難確保計画」により命を最優先しながら、自分たち職員も安全に働けるようにすることが命を守ることにつながると感じました。
管内の感染状況から、会場参加組と自宅や施設からのオンライン参加組のハイブリッド型で開催しました。
母体となる「地域福祉ネットワーク会議」は今回で51回目となり、いつもながら和気あいあいとした雰囲気でした。
この2年、災害について検討を重ねています。
検討すればするほど、自分たちが従事している仕事は命をお預かりしているのだと感じます。
その業務の重大さを認識すれば「事業継続計画 BCP」にたどり着くのです。
ということで、今年度防災アドバイザーをうけていただいているADI災害研究所の伊永理事長に大阪からZOOMで講義をしていただきました。

BCPの基本として、どのぐらいの期間で業務を再開するかの方針をもっておくこと、非常時優先業務を考える際に、「災害によって発生する新しい業務」「停止可能な通常業務」「停止できない通常業務」をすべての部門の職員で共有する作業が大事だと教えてもらいました。お聞きしていると、この作業を行うことで、通常業務の改善にもつながるだろうと感じました。
他にもやることは盛りだくさんで、正直1時間の講義の感想は「めっちゃ大変な作業量やな~」ですが、さっそく職員間で共有し、研修を兼ねて業務の洗い出しを計画してみようと思います。
施設として、「避難確保計画」により命を最優先しながら、自分たち職員も安全に働けるようにすることが命を守ることにつながると感じました。
保田中学校 地域課題解決学習研究発表会
以前ブログでご報告しましたが、「保田中学校2年生の総合的な学習の時間」のゲストとしてお招きを受けました。
12月8日、その研究発表会が開催されました。とても楽しみに参加してきましたので皆さんにもご報告します。
私は1時間だけのゲストでしたが、この学習はトータル32時間の授業を使った大きなプロジェクトだそうです。
8月からスタートしていたそうで、生徒たちは『SDGs』に基づいたワークを経て、2クラスが8班に分かれての探求学習を行ったそうです。
テーマは、①商業と工業 ②産業(農業・交通・観光・SDGs) ③祭り・伝統行事・郷土芸能 ④食 ⑤歴史 ⑥景観・環境・国際交流 ⑦紀州有田弁 ⑧福祉・保育 と多岐にわたっていました。
体育館で2年生全員と、私のように地域側で伝えた方や日頃お世話になっている方々がコメンテーターとして参加しました。
そうなのです!着席してびっくり、コメントシートが用意されていて、一気に気が引き締まりました(笑)。

ひとつひとつコメントを書かせてもらいました。
全体として、生徒の皆さんが楽しんで取り組んでいる様子が伝わりました。これが一番大事です!
課題が何か、そのためにできる提案について、面白い発想もたくさんありました。
そして、プレゼンスタイルも、スライド、動画、劇、ポスター、クイズと多種多様の工夫が見られました。
私のお話を聞いてくれた「福祉」チームの発表では、こんなセリフがありました。
「福祉は、ふだんのくらしのしあわせであって、僕の暮らしの中にも福祉はあるんだと分かった」
一番大事にしたいことが伝わっていて嬉しかったです。
地域で暮らす誰もが安心して自分らしく毎日を過ごせること、それが福祉であり、そのために一人一人にできることがあると思います。
生徒たちはそれをクイズにして出題してくれていました。
また、職種が増えれば、有田市で暮らす人が増え、少子高齢化・人口減少という課題を解決することができるのではないかと提言されていました。
コロナ禍でリモートワークなど新しい働き方も見出されています。
そして、科学技術の進展により、なくなる職業と新しく生まれる職業があるといわれています。
生徒たちの提言は大きな可能性を秘めていると思います。
ただ、人は人とのつながりがあってこそ、普段の暮らしがしあわせになると私は思っています。
そのことを生徒たちが体感して成長できるように、大人がやるべきことがあると改めて感じるいい機会をいただきました。
実は、もっと生徒たちのできる部分があると感じ、コメントは要望や改善も書かせてもらったのですが、職場体験ができない今年の状況で先生方が作り出したプログラムは素敵な挑戦だったと思います。参加させてもらって本当に勉強になりました。
「地域福祉は住民主体」 住民にはもちろん子どもたちも含まれています。子どものころから地域についてできることを考え実践していくからこそ、大人になっても主体的に関わることができます。
つまり、市民性というのは、長い時間をかけて培うものだと思うのです。
その一端を見せていただいたようで、本当に嬉しかったです。
先生方、生徒の皆さん共にお疲れさまでした。さらなる発展を期待しています!
12月8日、その研究発表会が開催されました。とても楽しみに参加してきましたので皆さんにもご報告します。
私は1時間だけのゲストでしたが、この学習はトータル32時間の授業を使った大きなプロジェクトだそうです。
8月からスタートしていたそうで、生徒たちは『SDGs』に基づいたワークを経て、2クラスが8班に分かれての探求学習を行ったそうです。
テーマは、①商業と工業 ②産業(農業・交通・観光・SDGs) ③祭り・伝統行事・郷土芸能 ④食 ⑤歴史 ⑥景観・環境・国際交流 ⑦紀州有田弁 ⑧福祉・保育 と多岐にわたっていました。
体育館で2年生全員と、私のように地域側で伝えた方や日頃お世話になっている方々がコメンテーターとして参加しました。
そうなのです!着席してびっくり、コメントシートが用意されていて、一気に気が引き締まりました(笑)。

ひとつひとつコメントを書かせてもらいました。
全体として、生徒の皆さんが楽しんで取り組んでいる様子が伝わりました。これが一番大事です!
課題が何か、そのためにできる提案について、面白い発想もたくさんありました。
そして、プレゼンスタイルも、スライド、動画、劇、ポスター、クイズと多種多様の工夫が見られました。
私のお話を聞いてくれた「福祉」チームの発表では、こんなセリフがありました。
「福祉は、ふだんのくらしのしあわせであって、僕の暮らしの中にも福祉はあるんだと分かった」
一番大事にしたいことが伝わっていて嬉しかったです。
地域で暮らす誰もが安心して自分らしく毎日を過ごせること、それが福祉であり、そのために一人一人にできることがあると思います。
生徒たちはそれをクイズにして出題してくれていました。
また、職種が増えれば、有田市で暮らす人が増え、少子高齢化・人口減少という課題を解決することができるのではないかと提言されていました。
コロナ禍でリモートワークなど新しい働き方も見出されています。
そして、科学技術の進展により、なくなる職業と新しく生まれる職業があるといわれています。
生徒たちの提言は大きな可能性を秘めていると思います。
ただ、人は人とのつながりがあってこそ、普段の暮らしがしあわせになると私は思っています。
そのことを生徒たちが体感して成長できるように、大人がやるべきことがあると改めて感じるいい機会をいただきました。
実は、もっと生徒たちのできる部分があると感じ、コメントは要望や改善も書かせてもらったのですが、職場体験ができない今年の状況で先生方が作り出したプログラムは素敵な挑戦だったと思います。参加させてもらって本当に勉強になりました。
「地域福祉は住民主体」 住民にはもちろん子どもたちも含まれています。子どものころから地域についてできることを考え実践していくからこそ、大人になっても主体的に関わることができます。
つまり、市民性というのは、長い時間をかけて培うものだと思うのです。
その一端を見せていただいたようで、本当に嬉しかったです。
先生方、生徒の皆さん共にお疲れさまでした。さらなる発展を期待しています!
大学生とのオンライン交流授業
宮原小学校6年生は、2013年から社協との1年間に及ぶ福祉教育を継続してきました。
また、2016年からは1学期と2学期の活動に、関西大学の所めぐみ教授とゼミ生たちも一緒に現地で参加してきました。
ところが今年はコロナ禍、大学生も小学生も通常モードの学校生活は送れていません。
でも、幸いなことに有田市の小中学校にはICT環境が整っています。オンライン授業に慣れている学生の力を借りて、新しい交流の在り方を模索することになりました。諦めるだけっていやですから。
あくまで主体はゼミ生たち。授業プログラムの立案から、小学校への宿題等もすべて学生たちが行いました。
私が考えるよりも、やわらかい内容で、かつ教育要素もしっかり入っていて楽しい内容となりました。
まず、事前学習として、大学生も小学生も、班別に自分の町を紹介する新聞をつくり、プレゼンの練習をします。
ちなみに、こんな内容がありました。

協働学習で育ってきた6年生だからこそ、「コの字型の席順」が特徴的だと説明するあたり、感心しました。

地元の宮原神社は1200年以上の歴史ある神社です。

馴染みのある公園、休みの日にはたくさんの子どもたちが遊んでいるのを見かけます。
これを8班に分かれて準備してくれました。大学生もキャンパスのある堺市について紹介してくれました。
今回はZOOMを使いました。
リアルに会う時と同じように、みんなでアイスブレイクをして雰囲気を作りました。
2分間に分かるだけの「にんべん」の漢字を書きだし、班ごとに発表しあい、一番たくさん出せた班の勝ち!
実はこれ裏話をすると、ハウリングを回避するために、小学生は教室や特別教室と、8つの教室に分かれていたのですがヒントの多い教室とそうでない教室で差が出たようです。内緒です(笑)。

反省点は、ご覧のように、密になってしまったことです。
その後、大学生から順にまち紹介プレゼンをし、そのテーマに沿ったクイズを出し合いました。
ZOOMには「投票機能」というのがあるのをご存じですか?

制限時間内に選択肢を押すと、瞬時に回答結果も出るんです。面白いですよね!
大学紹介の時には、小学生から「図書館いいな~!」とか「アスレチックもあるんや!」と興味津々の様子がうかがえました。
こうして、大学生も小学生も見守っていた大人たちも大いに交流授業を楽しみました。

余談ですが、宮原小学校学校運営協議会会長さんの経営する会社だけを紹介する班がありました(笑)。
小学校3年生で会社見学で伺っているうえ、5年生の社会科教科書にも登場する会社です。
子どもたちにとっても馴染みがあるし自慢の会社なんだと思います。
一方大学生はというと、同じようにチームに分かれて進めていました。

これをみると、大学生たちの手元には、事前に小学校から送ってもらった班別名前入りの集合写真があります。

大学生たちも大いに楽しんでいるのが伝わってきました。

ちょっと小学生の元気さに押され気味でしたが、いい顔してますね。
そして、「ブレイクアウトルーム機能」を使って、大学生1班と小学生2班からなるグループに分かれて、自由な会話も楽しみました。
私が居合わせたグループでは、お兄さん彼女はいるんですか?とか学校の授業ではなかなかできない会話が楽しく展開されていましたよ。
最後に全員でオンライン集合写真を撮って5.6時間枠はあっという間に終わりました!

初めての試みでしたが、会ったことがなくても、違う場所にいても、気持ちがつながるってこういうことなんだなと思いました。
終わった後の小学生たちの顔がにこにこしていて印象的でした。
これからコロナ禍を経て世の中はまた変わってくると思いますが、今日の授業を通していい面で広がりを感じました。
オンラインを使うことで、これまでは出会えなかった方々とつながることができるんですね。
有田市社協では、全国や世界のどこかと、こうした学びの機会をつくりたいなと思います。
一緒にやってみたいという社協さん!学校の関係の方!ご連絡お待ちしています(^^)/
また、2016年からは1学期と2学期の活動に、関西大学の所めぐみ教授とゼミ生たちも一緒に現地で参加してきました。
ところが今年はコロナ禍、大学生も小学生も通常モードの学校生活は送れていません。
でも、幸いなことに有田市の小中学校にはICT環境が整っています。オンライン授業に慣れている学生の力を借りて、新しい交流の在り方を模索することになりました。諦めるだけっていやですから。
あくまで主体はゼミ生たち。授業プログラムの立案から、小学校への宿題等もすべて学生たちが行いました。
私が考えるよりも、やわらかい内容で、かつ教育要素もしっかり入っていて楽しい内容となりました。
まず、事前学習として、大学生も小学生も、班別に自分の町を紹介する新聞をつくり、プレゼンの練習をします。
ちなみに、こんな内容がありました。

協働学習で育ってきた6年生だからこそ、「コの字型の席順」が特徴的だと説明するあたり、感心しました。

地元の宮原神社は1200年以上の歴史ある神社です。

馴染みのある公園、休みの日にはたくさんの子どもたちが遊んでいるのを見かけます。
これを8班に分かれて準備してくれました。大学生もキャンパスのある堺市について紹介してくれました。
今回はZOOMを使いました。
リアルに会う時と同じように、みんなでアイスブレイクをして雰囲気を作りました。
2分間に分かるだけの「にんべん」の漢字を書きだし、班ごとに発表しあい、一番たくさん出せた班の勝ち!
実はこれ裏話をすると、ハウリングを回避するために、小学生は教室や特別教室と、8つの教室に分かれていたのですがヒントの多い教室とそうでない教室で差が出たようです。内緒です(笑)。

反省点は、ご覧のように、密になってしまったことです。
その後、大学生から順にまち紹介プレゼンをし、そのテーマに沿ったクイズを出し合いました。
ZOOMには「投票機能」というのがあるのをご存じですか?

制限時間内に選択肢を押すと、瞬時に回答結果も出るんです。面白いですよね!
大学紹介の時には、小学生から「図書館いいな~!」とか「アスレチックもあるんや!」と興味津々の様子がうかがえました。
こうして、大学生も小学生も見守っていた大人たちも大いに交流授業を楽しみました。

余談ですが、宮原小学校学校運営協議会会長さんの経営する会社だけを紹介する班がありました(笑)。
小学校3年生で会社見学で伺っているうえ、5年生の社会科教科書にも登場する会社です。
子どもたちにとっても馴染みがあるし自慢の会社なんだと思います。
一方大学生はというと、同じようにチームに分かれて進めていました。

これをみると、大学生たちの手元には、事前に小学校から送ってもらった班別名前入りの集合写真があります。

大学生たちも大いに楽しんでいるのが伝わってきました。

ちょっと小学生の元気さに押され気味でしたが、いい顔してますね。
そして、「ブレイクアウトルーム機能」を使って、大学生1班と小学生2班からなるグループに分かれて、自由な会話も楽しみました。
私が居合わせたグループでは、お兄さん彼女はいるんですか?とか学校の授業ではなかなかできない会話が楽しく展開されていましたよ。
最後に全員でオンライン集合写真を撮って5.6時間枠はあっという間に終わりました!

初めての試みでしたが、会ったことがなくても、違う場所にいても、気持ちがつながるってこういうことなんだなと思いました。
終わった後の小学生たちの顔がにこにこしていて印象的でした。
これからコロナ禍を経て世の中はまた変わってくると思いますが、今日の授業を通していい面で広がりを感じました。
オンラインを使うことで、これまでは出会えなかった方々とつながることができるんですね。
有田市社協では、全国や世界のどこかと、こうした学びの機会をつくりたいなと思います。
一緒にやってみたいという社協さん!学校の関係の方!ご連絡お待ちしています(^^)/
令和2年度 和歌山県老人クラブ連合会会長表彰式が開催されました!!

11月25日に、和歌山県民文化会館 小ホールにおいて表彰式が開催されました。
有田市老人クラブ連合会からは、老人クラブ育成功労者表彰1名、優良老人クラブ表彰(宮原新町第一八千代会)、模範老人表彰2名の方々が受賞されました。
受賞されたみなさま、おめでとうございます。
糸我小学校6年生との学び
11月中に4回の授業時間をいただいて、糸我小学校6年生の子どもたちと一緒に勉強をしました。
授業テーマは
「高齢者の生き方から 自分たちの役割を考える」
実は、糸小6年生は6人だけ!
ワーカーもこの少なさは初体験でどうなるかなと正直不安な気持ちもあったのですが、その心配は初回の授業でぶっ飛びました!
ずっと6人でやってきた子どもたちはお互いのことをよく分かっていて、尊重しあっていることがよくわかる素敵なクラスでした。
子どもたちは私に出会う前から「宿題」を出され、身近な「高齢者」にインタビューをし、紹介シートに書き込んでいました。
紹介も上手にできました。
実は、授業が始まる前に宿題を出してしまったのでひとつ失敗しました。
子どもたちのおじいちゃんおばあちゃんはまだお若く、中には50代の方もいました(笑)。
そもそも高齢者って、国の定義では65歳からなんですという説明をしたワーカーです。

高齢期の特徴について学んだ後、子どもたちは再度同じ人にインタビューし、これまでの人生で一番記憶に残っていることやこれからの子どもたちに期待することを聞き取ってきて共有。
子どもたちに伝えたいと思う内容に、ほんとにじ~んとしました。
命の大切さ、(あなたが)生まれてくれたことへの感謝、そんな言葉がずらりと並びました。
この写真は、子どもたちが高齢者からの言葉からキーワードを抜き出したものに、自分たちができると考える具体的な内容を貼っていったものです。

実は子どもたち、「教養」って何やろ?となったんです。すぐに代表者が辞書で調べました。
そしてこれってすごく大事!とみんなで気づきました。

写真では、「今の時代を大切に」というキーワードの下に、「生きることに感謝する?」とあります。
昔の人は戦争を体験して生きること自体が大変だったと思うから、今を生きる私たちは戦争もないし、平和な時代だけど生きることに感謝することが大事だと思うからと説明してくれました。感動しました。
他にも本当に素直な優しい意見がたくさん出されました。子どもたちは愛情を受けて育っているんだろうなと感じました。
これからの子どもたちに期待することを共有した後、この学びの結びとして自分には何ができるのかを考え、みんなで決意表明しました。

記念撮影だから、一瞬だけマスクを外そう!と提案しました。
初めてマスクを外した顔を見て、印象が違ってちょっとびっくりしました。
また感染が広がってきていますが、子どもたちもこうしてきちんとマスクをして生活しています。
早くコロナが終息して、こんないい笑顔が全開で見られるようになりたいなと思いました。
授業テーマは
「高齢者の生き方から 自分たちの役割を考える」
実は、糸小6年生は6人だけ!
ワーカーもこの少なさは初体験でどうなるかなと正直不安な気持ちもあったのですが、その心配は初回の授業でぶっ飛びました!
ずっと6人でやってきた子どもたちはお互いのことをよく分かっていて、尊重しあっていることがよくわかる素敵なクラスでした。
子どもたちは私に出会う前から「宿題」を出され、身近な「高齢者」にインタビューをし、紹介シートに書き込んでいました。
紹介も上手にできました。
実は、授業が始まる前に宿題を出してしまったのでひとつ失敗しました。
子どもたちのおじいちゃんおばあちゃんはまだお若く、中には50代の方もいました(笑)。
そもそも高齢者って、国の定義では65歳からなんですという説明をしたワーカーです。

高齢期の特徴について学んだ後、子どもたちは再度同じ人にインタビューし、これまでの人生で一番記憶に残っていることやこれからの子どもたちに期待することを聞き取ってきて共有。
子どもたちに伝えたいと思う内容に、ほんとにじ~んとしました。
命の大切さ、(あなたが)生まれてくれたことへの感謝、そんな言葉がずらりと並びました。
この写真は、子どもたちが高齢者からの言葉からキーワードを抜き出したものに、自分たちができると考える具体的な内容を貼っていったものです。

実は子どもたち、「教養」って何やろ?となったんです。すぐに代表者が辞書で調べました。
そしてこれってすごく大事!とみんなで気づきました。

写真では、「今の時代を大切に」というキーワードの下に、「生きることに感謝する?」とあります。
昔の人は戦争を体験して生きること自体が大変だったと思うから、今を生きる私たちは戦争もないし、平和な時代だけど生きることに感謝することが大事だと思うからと説明してくれました。感動しました。
他にも本当に素直な優しい意見がたくさん出されました。子どもたちは愛情を受けて育っているんだろうなと感じました。
これからの子どもたちに期待することを共有した後、この学びの結びとして自分には何ができるのかを考え、みんなで決意表明しました。

記念撮影だから、一瞬だけマスクを外そう!と提案しました。
初めてマスクを外した顔を見て、印象が違ってちょっとびっくりしました。
また感染が広がってきていますが、子どもたちもこうしてきちんとマスクをして生活しています。
早くコロナが終息して、こんないい笑顔が全開で見られるようになりたいなと思いました。
初の「技術科」授業で福祉のお話@保田中学校
有田市社協が福祉の種まきプロジェクトとして、各学校との連携をはじめたのが2013年。
まだ歴史は浅いものの、8年目にして初めて「技術科」授業での講義を依頼されました!
10月7日のブログで(総合の学習)で、更なる授業へつながると予告したものです。
ブログをご覧になっていない方はこちらをどうぞ!↓↓
地域学習のゲストティーチャーとして(2020/10/7有田市社協ワーカーブログ)
この時、仕込まれていたのがラストの言葉
「今回のお話がとってもよかったので、今度技術の授業でもお話していただけませんか?」
という生徒からのサラッとした依頼から始まりました(笑)。
現在、保田中学校の技術科ではプログラミング学習を進めているそうです。
昨年度モデル校となられたそうで、指導者の先生も経験を積まれています。
「社会課題を解決するためのプログラム開発を生徒とできないか」と考え、地域におられる一人暮らし高齢者を思い浮かべられました。
技術科であっても、社会状況を把握したうえで、それに対応したプログラムを考えていくために、実情をよく知る方にお話を聴きたいと考えていた時に、ゲストティーチャーとして社協職員がやってくるという情報を得たというのは、先生方の連携プレイのたまものですね。
という訳で、7日にゲストとして招かれ依頼を受け、21日に実際に授業に行ってきました!
実は、中学生に対する授業は初体験のワーカー。
つかみが大事だなと感じ、場をあっためるために仕込んでいきました(笑)。

小学生の時に社協と関わってきた子どもたちです。社協だよりの表紙を飾ってくれたことや、一緒に総合の授業でやった写真などを見てもらいました。
話の中で、6年生当時に一緒に授業でペタンクをした地域の方と今もあいさつしているよと答えてくれた生徒がいて本当に嬉しかったです。

大じゃんけん大会!で盛り上がっている訳ではありません。
宿題で出していた6つのカードをかけてじゃんけんしている様子です。
このゲームをとおして、「喪失」という疑似体験をしています。

家族がいなくて一人で暮らしている方の生活を想像するきっかけにしてもらいたかったのです。
大切なものの価値観は人によっても、状況によっても違いますし、同じ人でも時間が経てば変わるものです。
何人かの生徒に聞くと、家族がなければ今の自分はないから大事、いつも支えてもらっている家族が大事という答えがたまたま続きました。四十路の私はそろそろ「健康」、少し前は「お金」だったかもなんて話しながらやりとりしました。

ひとり暮らしの方に役立つタブレット開発なので、困っている点をいくつかお伝えしました。社協ケアマネとも話し合い5つのポイントで話したのですが、中でも「孤独・孤立」は大きな影響があるとお伝えしました。

私の話でどこまで伝わったか、本当は実際ひとり暮らしをされている方に話していただければよかったのですが、コロナ禍でもあり、急な話でもあり、出来る限り分かりやすくお話しました。
最後の挨拶もしていただき、大きな拍手で送ってくださり感激しました。
でも、社協ワーカーはいつでも一緒に考えるスタンスなので、どうぞご遠慮なくお声かけくださいと話しながら、完成報告会に呼んでいただきたくて、生徒たちの前で確約をいただきました!
ということで、このブログのシリーズはまだ続きます。
どんな内容が出来上がるのか期待しています。
このような機会をいただき、ありがとうございました。
まだ歴史は浅いものの、8年目にして初めて「技術科」授業での講義を依頼されました!
10月7日のブログで(総合の学習)で、更なる授業へつながると予告したものです。
ブログをご覧になっていない方はこちらをどうぞ!↓↓
地域学習のゲストティーチャーとして(2020/10/7有田市社協ワーカーブログ)
この時、仕込まれていたのがラストの言葉
「今回のお話がとってもよかったので、今度技術の授業でもお話していただけませんか?」
という生徒からのサラッとした依頼から始まりました(笑)。
現在、保田中学校の技術科ではプログラミング学習を進めているそうです。
昨年度モデル校となられたそうで、指導者の先生も経験を積まれています。
「社会課題を解決するためのプログラム開発を生徒とできないか」と考え、地域におられる一人暮らし高齢者を思い浮かべられました。
技術科であっても、社会状況を把握したうえで、それに対応したプログラムを考えていくために、実情をよく知る方にお話を聴きたいと考えていた時に、ゲストティーチャーとして社協職員がやってくるという情報を得たというのは、先生方の連携プレイのたまものですね。
という訳で、7日にゲストとして招かれ依頼を受け、21日に実際に授業に行ってきました!
実は、中学生に対する授業は初体験のワーカー。
つかみが大事だなと感じ、場をあっためるために仕込んでいきました(笑)。

小学生の時に社協と関わってきた子どもたちです。社協だよりの表紙を飾ってくれたことや、一緒に総合の授業でやった写真などを見てもらいました。
話の中で、6年生当時に一緒に授業でペタンクをした地域の方と今もあいさつしているよと答えてくれた生徒がいて本当に嬉しかったです。

大じゃんけん大会!で盛り上がっている訳ではありません。
宿題で出していた6つのカードをかけてじゃんけんしている様子です。
このゲームをとおして、「喪失」という疑似体験をしています。

家族がいなくて一人で暮らしている方の生活を想像するきっかけにしてもらいたかったのです。
大切なものの価値観は人によっても、状況によっても違いますし、同じ人でも時間が経てば変わるものです。
何人かの生徒に聞くと、家族がなければ今の自分はないから大事、いつも支えてもらっている家族が大事という答えがたまたま続きました。四十路の私はそろそろ「健康」、少し前は「お金」だったかもなんて話しながらやりとりしました。

ひとり暮らしの方に役立つタブレット開発なので、困っている点をいくつかお伝えしました。社協ケアマネとも話し合い5つのポイントで話したのですが、中でも「孤独・孤立」は大きな影響があるとお伝えしました。

私の話でどこまで伝わったか、本当は実際ひとり暮らしをされている方に話していただければよかったのですが、コロナ禍でもあり、急な話でもあり、出来る限り分かりやすくお話しました。
最後の挨拶もしていただき、大きな拍手で送ってくださり感激しました。
でも、社協ワーカーはいつでも一緒に考えるスタンスなので、どうぞご遠慮なくお声かけくださいと話しながら、完成報告会に呼んでいただきたくて、生徒たちの前で確約をいただきました!
ということで、このブログのシリーズはまだ続きます。
どんな内容が出来上がるのか期待しています。
このような機会をいただき、ありがとうございました。
箕島高校3年生地域課題研究班が初島公民館を訪問!
あらゆる立場の方に、コロナ禍での生活についてお聞きしているシリーズです。
社協がご紹介する最後のインタビュー地は初島公民館。10月20日に伺いました。
前半は、体操教室へ来られている方々に、後半は公民館長と主事のお二人にお話を伺いました。
初めてお会いする生徒たちからの質問は答えにくいかなと心配していましたが、全くそんな必要なく、一問目で「はい!」とすぐに手を挙げてくれました(笑)。
初島公民館でのこの体操教室は月に2回の開催割合ですが、参加者の中には、地区内で行っている他の体操教室と掛け持ちで週5で体操していると話される方もいて、みんなでビックリしました。

また、コロナ禍での病院受診での対応について、リアルなお話も聞くことができました。生徒たちは以前に有田市立病院でもお話をお聴きしたので、受診者の立場のお話はこれまでの学びを裏付ける学びとなりました。
参加者の皆さんは、何よりみんなと会えること、お喋りできることが楽しみだと話してくださいました。
こういった場は女性が多くなるため、今日も男性が一人だとおっしゃり、思わずこちら(箕島高校)もです!と意気投合していました。

後半の館長のお話では、有田市内には8カ所の公民館があることが大きな特徴だと教えてくれました。これだけの設置数は珍しいことで、歩いて通える場にあることで、健康増進にもつながっているし、回りまわって医療費抑制・介護予防にもつながっていると思うと話されていました。
残念ながら高校生にはあまり馴染みのない公民館のようですが、この世代が使えるようなプログラムの提案をくれると嬉しいと館長からのリクエストもありました。

緊急事態宣言中などは休館という判断もされたようですが、現在は、入館者の履歴や換気等に配慮しながら、地域の皆さんにとって地域密着型公民館としての役割を果たしていきたいと考えておられます。
生徒たちのためにお時間をいただき、皆さんに感謝します。
ありがとうございました。
この後、高校生は保育所へのインタビューでフィールドワークを終え、まとめと考察の作業に入っていきます。
社協がご紹介する最後のインタビュー地は初島公民館。10月20日に伺いました。
前半は、体操教室へ来られている方々に、後半は公民館長と主事のお二人にお話を伺いました。
初めてお会いする生徒たちからの質問は答えにくいかなと心配していましたが、全くそんな必要なく、一問目で「はい!」とすぐに手を挙げてくれました(笑)。
初島公民館でのこの体操教室は月に2回の開催割合ですが、参加者の中には、地区内で行っている他の体操教室と掛け持ちで週5で体操していると話される方もいて、みんなでビックリしました。

また、コロナ禍での病院受診での対応について、リアルなお話も聞くことができました。生徒たちは以前に有田市立病院でもお話をお聴きしたので、受診者の立場のお話はこれまでの学びを裏付ける学びとなりました。
参加者の皆さんは、何よりみんなと会えること、お喋りできることが楽しみだと話してくださいました。
こういった場は女性が多くなるため、今日も男性が一人だとおっしゃり、思わずこちら(箕島高校)もです!と意気投合していました。

後半の館長のお話では、有田市内には8カ所の公民館があることが大きな特徴だと教えてくれました。これだけの設置数は珍しいことで、歩いて通える場にあることで、健康増進にもつながっているし、回りまわって医療費抑制・介護予防にもつながっていると思うと話されていました。
残念ながら高校生にはあまり馴染みのない公民館のようですが、この世代が使えるようなプログラムの提案をくれると嬉しいと館長からのリクエストもありました。

緊急事態宣言中などは休館という判断もされたようですが、現在は、入館者の履歴や換気等に配慮しながら、地域の皆さんにとって地域密着型公民館としての役割を果たしていきたいと考えておられます。
生徒たちのためにお時間をいただき、皆さんに感謝します。
ありがとうございました。
この後、高校生は保育所へのインタビューでフィールドワークを終え、まとめと考察の作業に入っていきます。
地域学習のゲストティーチャーとして
本日お邪魔したのは、保田中学校です。
実は、初めてつながりをいただきました!(嬉しいです)
中学2年生は、本来職場体験を行う学年ですが、今年はコロナ禍もあり受入調整が難航したものの、地域に目を向けて勉強することにしたそうです。
そんなお話を校長先生からお聞きしながら、いいですね!と鼻息が荒くなったワーカーです。
私が質問をお受けしたのは、「介護・福祉・保育」というテーマの4人。
自分から選んだと聞いてまた嬉しくなりました。

事前にいただいていた質問を予定通り伝えてもらったのに、ちょっとだけ意地悪なワーカーは質問の中にあった「自助」って何やろ?と質問返ししてしまいました。生徒さんたちはう~んとうなりながら考えていました。
そういえば、新しい首相も「自助」という言葉を使っていますね。
高齢化や年少人口減少の中で自助が難しくなっている中での、地域の取組について質問を受け、実際に有田市で行っている買い物サポートのご紹介や、他地域での住民同士で家事の手伝いをする仕組みなどもお話しました。
また、溝掃除に中学生が参加する話などもしてみました。中学生の地域貢献も大いに期待したいものです。
いくつか質問を受けている中で、私自身がもうひとつ疑問に思っていたことを聞いてみました。
「福祉って何やろ?」
また生徒さんたちはうなってしまいました(難しいことを聞いてごめんね)。
「福祉と聞いて誰を思い浮かべる?」
生徒さんたちは、「高齢者」「体の不自由な人」と答えてくれました。
確かにそれも間違いではありませんね。
ここで、小学校6年生の時のお話をしました。
「学校の授業で高齢者のことを学んだ時に、文字を書いた紙を並び替えるゲームをしたの覚えてる?」
「あーっ!覚えてる!」恐らく、本日一番大きい声でした(笑)。
その反応に、私もすごく嬉しかったです。なぜなら、社協の出前授業での一コマだからです。
「ふ」だんの 「く」らしの 「し」あわせ
並び替えた紙はそうなっていたはずです。
残念ながらその言葉までは覚えていませんでしたが、特別なだれかのためにあるのが福祉ではなくて、みんなの毎日の暮らしの中にあるのが「福祉」。そうでないと、福祉は高齢者の事だからってみんなから遠い存在になっちゃうよねと話しました。
いくつかの質問を終えると、技術科からの質問も飛び出しました!
そして、これがまた次なる授業へとつながるのです。
それはまた別の機会にご報告します。
授業の後、いくつか外回りをして戻ると、既に保田中学校のブログにアップされていました!
早いっ!!↓↓↓
保中ブログ
実は、初めてつながりをいただきました!(嬉しいです)
中学2年生は、本来職場体験を行う学年ですが、今年はコロナ禍もあり受入調整が難航したものの、地域に目を向けて勉強することにしたそうです。
そんなお話を校長先生からお聞きしながら、いいですね!と鼻息が荒くなったワーカーです。
私が質問をお受けしたのは、「介護・福祉・保育」というテーマの4人。
自分から選んだと聞いてまた嬉しくなりました。

事前にいただいていた質問を予定通り伝えてもらったのに、ちょっとだけ意地悪なワーカーは質問の中にあった「自助」って何やろ?と質問返ししてしまいました。生徒さんたちはう~んとうなりながら考えていました。
そういえば、新しい首相も「自助」という言葉を使っていますね。
高齢化や年少人口減少の中で自助が難しくなっている中での、地域の取組について質問を受け、実際に有田市で行っている買い物サポートのご紹介や、他地域での住民同士で家事の手伝いをする仕組みなどもお話しました。
また、溝掃除に中学生が参加する話などもしてみました。中学生の地域貢献も大いに期待したいものです。
いくつか質問を受けている中で、私自身がもうひとつ疑問に思っていたことを聞いてみました。
「福祉って何やろ?」
また生徒さんたちはうなってしまいました(難しいことを聞いてごめんね)。
「福祉と聞いて誰を思い浮かべる?」
生徒さんたちは、「高齢者」「体の不自由な人」と答えてくれました。
確かにそれも間違いではありませんね。
ここで、小学校6年生の時のお話をしました。
「学校の授業で高齢者のことを学んだ時に、文字を書いた紙を並び替えるゲームをしたの覚えてる?」
「あーっ!覚えてる!」恐らく、本日一番大きい声でした(笑)。
その反応に、私もすごく嬉しかったです。なぜなら、社協の出前授業での一コマだからです。
「ふ」だんの 「く」らしの 「し」あわせ
並び替えた紙はそうなっていたはずです。
残念ながらその言葉までは覚えていませんでしたが、特別なだれかのためにあるのが福祉ではなくて、みんなの毎日の暮らしの中にあるのが「福祉」。そうでないと、福祉は高齢者の事だからってみんなから遠い存在になっちゃうよねと話しました。
いくつかの質問を終えると、技術科からの質問も飛び出しました!
そして、これがまた次なる授業へとつながるのです。
それはまた別の機会にご報告します。
授業の後、いくつか外回りをして戻ると、既に保田中学校のブログにアップされていました!
早いっ!!↓↓↓
保中ブログ